おおきいくみ

月曜日と木曜日は3歳児・4歳児・5歳児の「おおきいくみ」の日。
じっくりと時間をかけて、やりたいことを考え話し合い、形にしていきます。
自分たちを育ててくれる森を軸に、たくさんの心動く体験と、たくさんの深い喜びと、たくさんの関わりと、たくさんの失敗を大切にしながら日々を創っています。
感性や好奇心や心を整えるプログラムも取り入れながら、みんなが元気になれるようなことを広げていきたいと考えています。
主なプログラムは「森の時間」「料理」「集団遊び・わらべうた」「制作」「田畑作業」「電車の旅」「散歩」「キャンプ」…そして、たくさんの絵本の時間とみんなで楽しむ歌の時間。
そして専門スタッフによる定期的な専門プログラム。

色の時間
色の時間では、水彩絵の具をつかい、濡れた紙の上に平筆を使って色彩を置いていきます。
何かのテーマや形を描くのではなく、色彩それ自身を体験します。
子どもたちは、色彩の世界の中に入っていき、色彩が語りかけてくるものに耳を澄ませます。そしてその中で、色彩たちと共に喜んだり時には悲しさを感じることもあります。
そんな生き生きとした色彩たちとの体験は、子どもたちの共感力と想像力を育み、豊かな心の土壌を育てるお手伝いをしてくれるでしょう。
えりんこたいそう
走る、歩く、這う、転がる、登る、跳ぶ、飛び降りる、逆さま、ぶら下がり…繰り返し行うことで身につくカラダの器用さは、イザという時に自分を守れる力につながります。おもいっきりカラダを動かすことでココロもすっきり。できた喜びを仲間とわかち合い少しずつ自信を積み重ねているようです。
ちょこミック
日々、森のなかで豊かな感性を磨いているこどもたち。音楽を楽しみながら、その音と共に心に沸き上がる想いを、言葉で、カラダで、楽器で、自分らしく表現しています。時折、鳥のさえずり、雨や風の音とも重なりあえる、そんな時間です。
芸術の時間
芸術作品を鑑賞しながら、気付いたこと・感じたこと・想像したことを自由に発表してもらう対話型鑑賞を行います。楽しんで芸術に親しみながら、それぞれの想いを大切にしながら、自由に伝え合う時間です。
呼吸の時間
「ライオンの呼吸」「ハチの呼吸」「海の呼吸」子どもたちは楽しく呼吸法を学びながら、森という外部の自然だけでなく、自分の内にある自然にも親しんでいきます。「私が感じていること」はどんなことでも、大切にしてもらえる。ひとりひとりがそう実感できる温かい時間を、子どもたちと一緒に作っていきたいです。